私も、西那須野に来てから早17年になろうとしています。もうどっぷりと栃木人になってしまいました。(生まれは東京)
今回は、金属アレルギーについてお話したいと思います。
金属アレルギーとは
人の体には、病原菌などの異物が入ってきた時、それらから体を守る免疫機能があります。アレルギーとは、この機能が異常に働いてしまい体に炎症や湿疹、かぶれなどが 出てくるものです。
アレルギーの原因としては、食べ物、花粉、ハウスダストなど様々ありますが、時計、ネックレス、ピアスなど身につけている金属製品や、歯の治療の為口の中の金属が原因で起こるものを金属アレルギーといいます。
金属が触れている部分に症状が出るケースが多いのですが、離れたところに出ることもあります。
金属アレルギーが口の中で起こるメカニズム
口の中に食べ物などが残っていると、時間の経過とともに酸性になり、クラウンやブリッジなどの金属は次第にイオンとなり溶け出してしまいます。また、異なった種類の合金が口の中にある場合も溶けやすくなったり、電気が起きたりするので注意が必要です。
このようにして溶け出した金属イオンは、体内に取り込まれると特定の蛋白質と結合します。体はこれを異物だと思い、また同じ金属イオンが入ってきた時に、体を守ろうとします、この結果、金属イオンに敏感な方は皮膚などに炎症やかぶれなどの症状が出るようになります。
金属アレルギーの診断のしかた
皮膚科でパッチテストと言う方法を行い、アレルギーが出ないか、又何に対するアレルギー反応かを調べます。
何種類かの金属を小さな布に溶かしこみ皮膚にはります。そして炎症などを起こした時には要注意となり、特に肌の弱い人などは、検査しておくとよいでしょう。
中には、どの金属でも炎症反応を起こす人がいますが、一般的には貴金属(金、白金など)は、アレルギーを起こしにくいと言われています。
金属アレルギーの対処法
金属アレルギーの反応が、顕著に認められた場合は、歯科治療を行う場合歯にかぶせたり、つめものをする時は、非金属(レジン、セラミックなど)を使用するか、金属でもアレルギーを起こしにくいバイオメタル(貴金属と体に必要な元素で造られた合金)を用います。
また味覚障害などがある場合は、口の中の金属の種類を同一にし電気が起きる(ガルバニー電流)のを防止します。